「撃てない警官」(記事)・「出署せず」
(記事)ときて本作、安東能明の柴崎警部シリーズの3作目。
2作目では女署長・坂元の登場が作品を盛り上げたが、この作品では一見頼りない女性警官・高野が登場し、物語のキーマンとなっている。この高野が冒頭からかなりぶっ飛んだキャラをしていて、てっきりトラブルメーカーとして扱われるのかと思っていたのだが・・・話が進むにつれ、持ち前のマイペースさが捜査に良い方向にはたらくという流れ。なかなか面白かった。
ここまでクローズアップしたからには3作目だけに留まらず後のシリーズでも活躍して欲しいと思うのだがどうだろうか。「広域指定」「総力捜査」
でも出てくるといいな・・・。